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船舶A級電線貫通部 延焼防止材『ロクマリン』の販売を開始

古河電工産業電線株式会社(本社:東京都荒川区、社長:中山清、資本金:4億5千万円 古河電工出資100% 以下「古河電工産業電線」)と株式会社古河テクノマテリアル(本社:神奈川県平塚市、社長 中村信之、資本金:3億円 古河電工出資100% 以下「古河テクノマテリアル」)は、船舶に用いられる延焼防止材『ロクマリン』を共同開発しました。11月19日より、古河電工産業電線を通じて販売を開始します。

PDFファイルを開きます。 船舶A級電線貫通部 延焼防止材『ロクマリン』カタログ(PDF 1258KB/2ページ)


開発の背景

海上の船舶における火災時の延焼防止対策として、船体内部を構成する隔壁やデッキは、一定空間毎に防火区画としての機能が要求されています。これらの区画は、その設置基準毎に耐火時間等が定められており、最大で60分の耐火性能(A級60分:鋼又は鋼と同等の材料である隔壁やデッキが60分の耐火性能を有するもの)が必要となります。さらに船舶内で用いられる電線や配管などが、これらの区画を貫通して設置される場合も、電線等を伝って火災が拡大することのないよう、貫通部分について区画同等の耐火性能が要求されます。この部分は『船舶A級電線貫通部』と称され、当該貫通部を穴埋めする材料・工法(以下、防火部材)については、公的試験機関により性能検証が行なわれ、各国の船級認証機関により承認されます。
古河テクノマテリアルは陸上建築物の防災部材で培ってきた技術を、また古河電工産業電線は舶用電線分野で長年の技術と商圏を有しており、この度、船舶に適した貫通部の新防火工法を市場に提供すべく、両者が共同で開発を行ない、『ロクマリン工法』およびこれに使用する『ロクマリン-耐火ブロック』『ロクマリン-耐火シール材』を製品化しました。
従来の舶用防火工法はパテを用いたものが主流でしたが、ロクマリンは陸上建築市場で好評を得ている『ロクマル工法』を船舶用にアレンジし、パテと柔軟かつ軽量のブロック状の耐火材を併用しています(商品名の由来;ロクマル+マリン=ロクマリン)。これにより、柔軟ブロックによって実現できる“施工時間短縮”“再施工が容易”などといったメリットと同時に、船舶用として“大幅な軽量化”も実現しています。

新製品の特長

(1) 優れた施工性
柔軟・軽量で、ベタ付きがない耐火ブロックを開口部内に充填し、表面を耐火シール材で仕上げるだけで、施工が簡単かつ短時間で完了できます。またデッキ貫通部は片側のみで施工が可能です。
(2) 大幅な軽量化
超軽量な耐火ブロックを併用することで、従来工法と比較して約30%強の軽量化がはかれます
(3) 電線の再通線が容易
再施工性を考慮して半乾式工法としました。仕上げの耐火シール材を除去すれば、開口部内部の耐火ブロックは容易に取り出し・再充填ができます。従来の硬化した全材料を除去する手間を軽減し、長い造船工期中の再通線への配慮もしました。
(4) 多様な電線、束通線に対応
各種船用電線、各種耐火・高圧船用電線、その他各種特殊電線(シリコン、ノンハロ被覆等)など、多種類の電線ならびにその組み合わせに対応しました。また電線外径は最大85.6㎜まで対応できます。さらに、電線が束の状態でも施工が可能で、開口部をスリムにすることが可能なほか、スペーサーを挿入する手間も省くこともできます。
(5) さまざまな開口に対応
コーミング(矩形)開口部は最大300×800㎜から最小100×150㎜まで、SGP(丸穴)開口部は最大φ200㎜から最小φ40㎜まで対応できます。コーミング・SGP長さは100㎜と短く、軽量化がはかれます。
(6) 工期中の仮防火も可能
乾式材料である耐火ブロックを工期中に充填しておき、仮防火として利用することもできます。(※)また、電線配線後に耐火シール材で仕上げることにより、配線工事後の工期短縮もはかれます。
(※)使用部材による仮遮蔽であって、施工の完成型と同一の性能を保証するものではありません。

耐火ブロック充填施工 耐火シール材仕上げ施工
耐火ブロック充填施工 耐火シール材仕上げ施工

船級

NK(財団法人日本海事協会)取得 型式番号:10FPA71DA
JG(国土交通省)申請中
MED(EU加盟国)申請中

特許

構造、材料などについて、国内・海外に特許出願済みです。

製品に関するお問い合わせ先

古河電工産業電線株式会社 東京都荒川区東日暮里6丁目48番10号
TEL:03-3803-1151
FAX:03-3801-0581

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